オリンピック開幕!
7月24日からパリオリンピック・パラリンピックが開催されます。
今大会からはブレイクダンスが新たな種目として追加されるようで、TVや新聞でも盛り上がりを見せています。
私もにわかファンとしてTVでオリンピック中継を見るのですが、選手たちの技術はもちろん、あのような大舞台で実力を発揮できる勝負強さに感動します。
皆さんは試験前や発表直前に緊張して思ったように話せない、練習通りにできないといった経験はありませんか?
私もいわゆる本番に弱いタイプで、練習通りにできたことが滅多にありません。
オリンピックで選手の行動をよく観察すると、試合前や大事な場面の時に同じ動きを繰り返しています。
例えば野球のバッターが打席に入る前に屈伸をしたり、バットをじっと見たりしています。
これはルーチンと呼ばれるもので、毎回決まった動きをすることで集中力が保たれるのです。少し前にラグビーの五郎丸選手のポーズが話題になりましたね。
発達障害の方の中にはこだわりの強さからやり方が変わることに不安を感じやすい方が多くいらっしゃいます。
一方、やり方が固定されていることや習慣化されていることには安心して取り組むことができます。
例えば朝起きてラジオ体操をする、出勤したらまずはメールを確認するといったことも自分を安心させるためのルーチンになります。
安心できるルーチンは人によって違います。
オリンピックを見る際にはぜひ選手のルーチンにも注目してみてください。
ワークサポートデイケアは医療デイケアとなり、保険診療が適応されます。
医師診察が必要になるため、他医療機関通院中の方はご相談ください。
学校生活や就職活動で困ったときには、説明会は医療に繋がっていない方も参加できます。ぜひお気軽に相談にいらしてください。 (I)