ワークサポートデイケアプログラムのご紹介
新しい年を迎えていかがお過ごしでしょうか。
今回はワークサポートデイケアのプログラムについてご紹介します。
デイケアは平日9~18時の週5日、生活能力や社会性の向上、就活準備を目的としてグループワークを中心に行っています。
サイコドラマ、認知行動療法等の心理療法、コミュニケーションスキルを磨くSST、映画を見て登場人物の気持ちを考える映画トレーニング、ビジネス場面を模してコンセンサス(合意)を取りながら課題に取り組むペア・グループワーク、運動プログラム等で構成されています。
これらの基本プログラムのほかに、年に数回特別プログラムも行っています。今回は「9月祭」についてご紹介します。
ワークサポートデイケアは3つのチームに分かれています。チームごとに話し合って出し物を考え、計画立案、買い出し、作成、展示までを行いました。取り組む中で報告・連絡・相談が必要となる場面も多く、コミュニケーションスキルを磨く機会となります。リーダー役、頼む、断るなど、個人が苦手とする課題に取り組む方もいます。
イベント当日は、それぞれのグループの、良く練られた展示や企画を楽しみました。終了後には感染症に配慮しながら、お茶とお菓子を楽しむ場を設けて互いを労いました。
9月祭のほかにも、趣味や特技、知識を披露するプレゼン大会や、イラスト・写真・小説・手芸作品などを展示する「デイケアコミケ」も行っています。自分の得意分野を知ってもらうことで交流が広がり、自信をつける機会にもなる大好評のプログラムです。 (Y)
ワークサポートデイケアは医療デイケアとなり、保険診療が適応されます。
医師診察が必要になるため、他医療機関通院中の方はご相談ください。
説明会は精神科の医療機関に繋がっていない方も参加できます。
学校生活や就職活動で困ったときには、ぜひお気軽に相談にいらしてください。