ワークサポートデイケアの紹介4 ~話の内容を理解するために~
寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
皆さんは職場の上司や家族から頼みごとをされたときに、その内容を忘れてしまうといった経験はないでしょうか。
また、「上手くメモが取れない」「メモに集中して話を聞き取れない」という経験もあるかもしれません。
発達障害をお持ちの方は「書きながら聞く」といった並行作業が苦手な傾向にあります。
仕事で指示内容を覚えられず、周りから指摘される経験を繰り返し、自信を失ってしまう。
さらには「また指摘されるのではないか」と不安になり、中々質問や相談することができないといった悪循環に陥ることもあります。
ワークサポートデイケアでは仕事に必要な作業スキルを獲得するために「朝作業」の時間が毎日あります。
その中で行っている「動画要約」は、動画や音声の内容を記憶(インプット)し、それを相手に伝える(アウトプット)ことが目的です。
繰り返し取り組むことでメモのコツをつかんだり、要点を抑えて上手に説明したりするスキルを身に付けていきます。
また、コミュニケーションに自信がない方は、「うまく聞き取れなかった」、
「もう一度言ってほしい」と感じていても相手に確認することが苦手と感じる場合があります。
そういった方はSST(Social Skills Training:社会生活技能訓練)で相手に確認する練習をすることもできます。
「うまくできない」と思っていても色々な方面からのアプローチができます。
自分に合った対処法を見つけて、コミュニケーションスキルを高めていきましょう!
ワークサポートデイケアは医療デイケアとなり、保険診療が適応されます。
医師診察が必要になるため、他医療機関通院中の方はご相談ください。
説明会は医療に繋がっていない方も参加できます。
学校生活や就職活動で困ったときには、ぜひお気軽に相談にいらしてください。