発達障害の特徴と困難②

自閉スペクトラム症(ASD)とは、発達障害の1つです。
ASDは、表情や身振り手振りを使うなど、「非言語のコミュニケーション」を苦手としている方が多いです。友人や職場関係においては、うまく相手の気持ちを汲み取ることが出来ず、相手を知らず知らずのうちに、傷つけたり怒らせてしまうこともあるかもしれません。また、いつもと違ったシチュエーションには、柔軟に対応できずパニックに陥ってしまう場合もあります。
これらの特徴は、傾向の強い方もいれば弱い方もおり、人により異なります。特徴が弱ければ、本人が自覚することはもちろん、周囲も「個性」だと捉えて気づかないこともあります。強いと、そのことが原因で失敗を繰り返したり、叱責を受けることが多くなり、自信の喪失や不安へとつながって、二次障害であるうつ病などを併発させる確率をあげてしまいます。 (S)


※発達障害についてスタッフが書いた文章を載せていきます。

2020年07月27日