発達障害の人へのカウンセリング
発達障害の人は、「自分らしく生きようとすると社会で肯定されず、社会的に認められようとすると自分らしさが失われる」というジレンマを抱えていることが多いようです。このような悩みに対応するのにカウンセリングが役立つこともあります。
発達障害の人のカウンセリングでは、自分が理解され、自分を理解する場になることが大切です。人は誰でもできることとできないことがあり「できることはできるし、できないことはできない。それでよい」と感じられたらいいなと思います。一般的なカウンセリングでは気もちを聞いていきます。でも、発達障害の人は「相手はどう感じると思うか」を察するのは苦手ですし、自分の気もちもとらえにくいので「あなたにとってその行動はプラスかどうか」という視点で話を進めます。いずれにしても「自分の人生の主人公は自分」という感覚を持っていただけるといいなと考えています。 (I)
※発達障害についてスタッフが書いた文章を載せていきます。