ADHDの方の部屋の片づけ
ADHDの方の「部屋の掃除を手伝ってほしい」という依頼のもと、訪問看護を行った患者さんの症例紹介です。
訪問初回では、床一面にものが散乱し足の踏み場もない状態でした。
まず、<いるもの>と<いらないもの><どうしていいか迷うもの>の3つに物を分けました。<いらないもの>は、捨てるかリサイクルしました。
<迷うもの>は、段ボールに入れ、1カ月様子を見て、本当に必要かを見極めることにしました。
次に、<いるもの>の仲間分け(文房具、化粧品、思い出の品など)をして、物の置き場所を決めて、使い終わった後は、すぐに、その場所にしまうというやり方を続けてもらいました。
その方法で物が片付き、床が見えるようになり、本人の希望であった、友達を家に招くことができ、喜ばれました。
その後はヘルパーに来てもらい、現状維持するために手伝ってもらっています。 (H)
※発達障害についてスタッフが書いた文章を載せていきます。