生活の中に発達障害の治療を取り入れるため、大切なこと

“発達障害の治療”と聞いて、どのようなイメージが湧くでしょうか。イメージができない方も少なくないと思います。一方、不安・心配なことで治療方法や期間、完治するのかどうかなどが浮かびやすいかもしれません。ここで見落としがちなのは、生活費や治療費などについてです。しっかりとした治療をする場合、お仕事を休まれたり就職活動を延期したりすることも多いです。その間、どう生活するのかが不透明だと治療にも専念できず、生活の基盤がないことで、気分が落ち込んだり不安や苛立ちが募り、対人関係にも影響しかねません。
発達障害の治療をする上で、経済的なサポートをする制度はたくさんあります。治療費の支払い額を抑える制度(自立支援医療)や休職された方の生活費をサポートする制度(傷病手当)など、症状や状態によって他にも様々な制度が用意されています。
自分の生活を振り返り、よりよいものにしながら発達障害の治療をしてみませんか。 (H)

 

※発達障害についてスタッフが書いた文章を載せていきます。

2020年07月14日