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地下鉄さっぽろ駅11番出口地下歩行空間直結の日本生命ビル3階にある精神科・心療内科のクリニックです。

ご予約・お問い合わせはTEL.011-280-0556(ふわっとまるいこころ)

デイケアについて

 復職デイケア(リワークプログラム)施設写真

うつ病などの気分障害は病状の悪化を繰り返しやすいとされています。気分障害で仕事を休まざるを得ない方も増えています。症状が良くなると仕事への復帰を考えますが、休養をとることで症状が良くなることと、職場復帰して仕事ができる状態、仕事を続けても病状が悪化しない状態の間にはそれぞれギャップがあり、再度体調を崩す方が非常に多く、3か月以内に約半数の方が再休職するという報告もあります。
しっかりと症状を改善し、再休職のない復職を目指すのがリワーク(return-to-work)プログラムです。

リワークプログラムなしで復職した場合、半年後の再休職率は55.9%という報告もありますが、リワークプログラムを利用して復職した場合、非利用者に比べて再休職率に明らかに低いことがわかりました。
ぜひ、再休職しないようにしっかり治して復職しましょう。

※リワークプログラムの有用性についての文献はこちらからご参照ください。
 就労予後に関する比較効果研究の分担研究報告書はこちらから。



<さっぽろ駅前クリニックの復職デイケアについて>

当院の復職デイケアは、北海道で初めてのリワークデイケアとして2006年1月に開始しました。2007年10月より、一般的な職場のフルタイムの勤務時間に準じた時間割になりました。
2007年10月以降に当院の復職デイケアを経て復職された方は2017年12月で約470人になります。
復職時の体調や労働条件、労働状況は各個人によって異なりますが、当院で復職準備性(復職しても病状が悪化することなく就労が続けられる状態)が整ったと判断し復職された方の1年後の再休職率は20%未満です。
2014年(当院デイケアの体制を改変後)以降に復職した方のの6か月の就労継続率は88%でした。(2017年9月現在、カプランマイヤー法による計算)
今まで就労中の10代から50代の方に利用いただいています。
業種は事務職、営業職、販売職、SE、教育職、医療職 などの方です。
対象となる疾病は うつ、適応障害、身体表現性障害の他、統合失調症(陽性症状が落ち着いてる方)、自閉スペクトラム症、注意欠如多動性障害 などで休職中の方です。
現在の平均利用者数は1日約50人です。
復職者の平均利用期間は約7か月です(プレリワークを除く)

プログラム内容
個人作業:朝作業 (パソコン入力、100ます計算、社説要約)、内省、自己マニュアル作成 など
集団療法:パソコングループワーク(擬似職場のイメージで作業を行う)、集団認知行動療法、SST、
サイコドラマ、心理教育、ウオーキング、自主活動(フォーマルの場ではない会話、立ち居振る舞い) など

料金
保険診療になります。
3割負担で1日約3,500円。
自立支援医療を利用した場合は1割負担で1日約1,170円でかつ月の上限額があります(多くの方は1か月10,000円)

※リワークプログラムの参加開始までの流れについてはこちらをご参照ください。
※参加前にデイケア説明会、デイケア体験利用にご参加ください。


[復職デイケアに参加した方の感想(個人の感想です)]

・デイケアに行くのが辛いこともありましたが、自分の人生にプラスになるものもありました。(2016年参加・40代・事務職)

・リワークデイケアに参加しなければ自分が復帰することは出来なかったと思うくらい、自分にとってはためになりました。(2011年参加・20代・システムエンジニア)

・デイケア通院後も頼れる仲間・グループがあることに安心感がある。2017年参加・50代・事務職)

・なかなか症状が改善せず長年苦い思いをしていましたが、このクリニックに転院して、デイケアに通ったら復職出来ました。(1年間参加・40代・SE

50代で自分の気づきを発見できる、すばらしいデイケアでした。前に進めます。2017年参加・50代・事務職)

・復職デイケアのプログラムは、休職により乱れてしまった毎日の出勤リズムを取り戻すことができ、役立った。復職して約1年が過ぎたが、会社の上司も「経過が良くなっていく様子が見れて嬉しい」と言ってくれた(2016年参加・40代・技術職)




<当院の目指す復職デイケアでの治療 >
うつなどの気分障害は病状の悪化を繰り返しやすいとされています。
しかし、当院では以下のことを重視して治療を行えば、一般的に言われている
よりも症状の悪化、再燃は防げると考えています。




1. しっかり治療、しっかり休養し、症状を改善(完全寛解)する
良くはなってはいるものの、何らかの症状がまだ残っている状態(不完全寛解)で復職をすると、再度体調が悪化(再燃)しやすいことが分かっています。自宅療養からすぐに職場に戻ることは回復が不十分な状態での復職になりやすく、良くなった症状がすぐに悪化する可能性が高くなります。
そこで復職には、生活リズムが整い、週5日間デイケアに安定して参加できる程度の症状と体力の回復が最低限必要だと考えています。


2. 症状の悪化や維持の原因を見つけ、そこに自分の考え方や行動がどう絡んでいるのかを把握する
なぜ病気になったのか、症状が悪化してしまったのか、どんなに辛かったのか、そのことに対する気持ちの整理も必要です。理解していないと、また同じような状況に陥りやすく、また、辛かったことを考えるだけで具合が悪くなる状態では、休職前に辛い思いをしていた職場に戻るのは難しいものです。
調子が悪いときは自分がより辛くなる考え方や行動のクセが出ている可能性があります。これを把握することも大切です。


3. 自分が辛くならない考え方やふるまいの練習をする
頭の中で自分の考え方や行動のクセが理解できたら、他の考え、他の行動も取れるように練習をしましょう。「次はできる」と思ったとしても、体調の悪いときは長年の考え方やふるまいのクセがでてしまうもの。少しでも練習して、自分が辛くなりすぎないように、復職後に症状がまた強く出ないように、自分で初期手当ができるようにしましょう。


職場を休まなければならない方のうつ状態の症状の多くは、職場で感じる様々な不安が原因と言われています。特に対人関係が関わっていることが多く、自分がどのような対人関係を築きやすいのかを把握し、ほんの少し考え方や行動を変えることが不安の解消には効果があるようです。
当院のデイケアは「人はあらゆる集団で同じパターンを繰り返す」という、集団精神療法の考えを意識した治療構造の構築を目指したものが基本となっています。
これに基づいて、職場場面を再現するようなプログラムを行い、職場復帰のために技術面の向上だけではなく、プログラム参加中に感じたことを意識し、他の参加者やスタッフの力を借りて気付きを得て、病状にマイナスになる行動や考え方を修正していくことを最重要と考えています。
また、体調を崩すきっかけとなった出来事を自ら振り返ることをすすめ、再休職を予防します。


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さっぽろ駅前クリニック
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