さっぽろ駅前クリニックは地下鉄さっぽろ駅直結の心療内科・精神科・リワークデイケアのメンタルクリニックです。

社会不安障害

社会不安障害とは

さっぽろ駅前クリニックは地下鉄さっぽろ駅直結の心療内科・精神科・リワーク・デイケアのメンタルクリニックです。

社会不安障害とは、人前で話す、初対面の人と接する、集団の中で行動するといった社会的な場面に対して、過度の恐怖や不安を感じる病気です。
ただの恥ずかしがり屋とは異なり、不安が強すぎて日常生活に支障をきたすことが特徴です。
例えば、職場や学校での発表が極度の緊張を伴い、避けるようになったり、人と話すことが恐怖で外出を控えるようになったりします。

症状は幼少期や思春期に始まることが多く、放置すると対人関係がうまく築けなくなり、孤立することもあります。
社会生活が制限されることで、抑うつ状態に陥ることもあり、早期の対処が重要です。

社会不安障害の原因

社会不安障害の原因は一つではなく、遺伝的要因や環境要因が関係していると考えられています。
特に、不安を感じやすい性格の人や、幼少期に厳しく育てられた人、いじめや失敗体験が多かった人に発症しやすい傾向があります。
また、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやドーパミンの働きが関与しているともいわれています。

発症を促す要因としては、以下のようなものがあります。

  • 遺伝的要因(家族に不安障害を持つ人がいる)
  • 幼少期の環境(厳しいしつけ、過保護など)
  • 過去のトラウマ(いじめ、恥をかいた経験など)
  • セロトニン・ドーパミンの神経伝達異常
  • 過度な自己意識(他人の目を気にしすぎる)

社会不安障害の症状

社会不安障害の症状は、特定の社会的場面で強い不安を感じ、それに伴う身体的な症状が現れることです。
不安の強さは人それぞれですが、多くの場合、「失敗したらどうしよう」「恥をかいたらどうしよう」といった考えが頭から離れなくなります。

身体的な症状としては、発汗や動悸、震え、赤面、息苦しさなどが挙げられます。
また、不安を感じる場面を避けるようになり、社会活動が制限されてしまうこともあります。

主な症状

  • 人前で話すと極度に緊張する
  • 他人と目を合わせるのが怖い
  • 手足の震えや発汗、動悸が激しくなる
  • 赤面しやすく、人前での行動が怖い
  • 不安な場面を避けるようになる(授業で発言しない、会食を断るなど)

社会不安障害の治療法

社会不安障害の治療には、薬物療法と認知行動療法が効果的です。
薬物療法では、不安を和らげる抗うつ薬や抗不安薬が処方されることがあります。
これにより、神経伝達物質のバランスを整え、不安を軽減します。
また、症状が一時的に強く出る場面(例: 大事な発表の前)では、β遮断薬が処方されることもあります。

認知行動療法では、「自分は他人からどう思われているか」という認知の歪みを修正し、少しずつ不安を軽減していきます。
恐怖を感じる状況に段階的に慣れる「暴露療法」も有効とされています。

薬物療法

  • SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
  • SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
  • 抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)
  • β遮断薬(心拍数や震えを抑える)

心理療法・生活改善

  • 認知行動療法(不安を生む思考パターンの改善)
  • 暴露療法(少しずつ不安な状況に慣れる訓練)
  • ストレス管理(リラクゼーション法の実践)
  • 規則正しい生活リズムの維持
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